録画サーバーが不調で立ち上げてほぼ一日経過するとフリーズ。syslogからエラー拾っても知識不足な自分には解決できる気がしない。そんなわけでOSのインストールからやり直すことにした。
ストレージに保存しているデータは個別のHDDにあるので、OSをクリーンインストールしても消えないので安心。
ubuntu公式からx86_64のインストールイメージをダウンロードしてUSBメモリーへ書き込み。
USBメモリーをPCにぶっさして起動。GUIで誘導してくれるのでそれに従いインストール。
間違ってもデータ保存用のストレージにインストールしてはいけない。不安なら、インストールする前にOS用のストレージ以外を取り外しておくことをおすすめする。
rootパスワードと作業用のユーザーアカウントを作っておく。
インストールが完了したらUSBメモリーを抜き取って再起動。起動直後にやることは、openssh-serverのインストールとhostname,ipアドレスの確認。sshがインストールできたら、他のクライアントPC(mac,linux,windows)からssh接続して作業する。実機で直接やっても問題ないが、ssh接続で作業したほうが楽。
録画サーバーの構築は、こちらのサイト(Simple Life in the digital age)様が便利スクリプトを公開されているので、手順にそって作業するだけ。(感謝です。)
注意点は、ユーザーホームdirectoryに2023(以下略)directoryを置いて作業しないと正常にインストールされないことくらいか。
docker-epgstationの起動が確認できたら、一度止めて各種設定をして再度起動させる。
ブラウザに、サーバーアドレス:40772でmirakurunに接続。サーバーアドレス:8888でepgstaionにアクセスできる。録画の予約や同時エンコードなどはepgstation上から。チャンネルの取得設定はmirakurunで。
これで録画サーバー自体の構築は終わり。
以下はその他の設定。
録画データをsambaを経由してサーバー外から操作したいのでsamba-serverをインストール。
インストール後に設定ファイルを開き、必要な設定を追記する。
/etc/samba/smb.conf
[Share]
path = /home/user/share
writable = yes
browsable = yes
guest only = yes
guest ok = yes
force create mode = 777
force directory mode =777
保存してリロード。
guest ok,guest onlyは宅内専用サーバーで且つ外部からのアクセスが出来ないように設定してあるため。
外部からのアクセスを許可する場合は、アクセス権の設定やパスワードや鍵などちゃんとやらないと法律に抵触するので注意。
※TV番組の録画データや音楽ファイル等には著作権があるので、許可なく勝手に共有した場合、法律違反となり厳罰に処されるので良く考えて。
Plexmediaserverのインストール。
Plex公式サイトから、ダウンロードした.debファイルをコマンドでインストール。
起動後は、ブラウザからサーバーアドレス:32400/webにアクセス。
クライアントPCにそれぞれのOS用のアプリケーションをインストール。
macなら、plex for mac,winなら plex for windows
サーバー側でライブラリーの登録が済めば、クライアント側から視聴できるようになる。
メインの録画機が不調の場合録画ミスを回避するため、サブで使っているLinuxで録画できるようにサブ録画機も構築した。
とは言え、UPSは導入する予定もないので停電したら意味ないけどね・・・・・・。
使用しているチューナーは、px-w3u4 (PCIex1,内部usb),px-q3pe5 (PCIex1)
B-casカードは2枚(各サーバーに1枚ずつ)、チューナーにB-casカードは付いてこないので自分で用意する。
B-casカードの申請の方法は、こちらから。